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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 腎・尿路疾患

急性腎不全

著者: 藤倉知行1 古谷隆一2 菱田明1

所属機関: 1浜松医科大学第一内科 2磐田市立総合病院内科

ページ範囲:P.488 - P.490

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 急性腎不全とは“急激な腎機能低下によって尿毒症,電解質異常,アシドーシスなどを認める状態”である.本症は適切な薬物療法や透析療法を施行することで腎不全そのものによる死亡の多くを防ぐことができるが,多臓器不全の一症状として出現する場合はその原因疾患の予後に左右されるため死亡率が高くなる.そのため診療にあたっては,腎臓はもとより原因疾患に対しても病状,予後,治療方法について丁寧に説明し,理解を得ることが大切である.

参考文献

1) 菱田 明(編):腎臓病チェックリスト,文光堂,2000
2) 菱田 明:急性腎不全.日腎会誌 44(2):94-101, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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