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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 感染症

不明熱

著者: 津沢薫1 小山茂1

所属機関: 1都立広尾病院内科

ページ範囲:P.552 - P.555

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 不明熱は診断未確定の病態であり,臨床医の総合力が試される場である.詳細な病歴聴取と注意深い診察を基本に,患者のプロフィールに即した鑑別をいかに的確に進められるかが重要である.いたずらに不安を助長することなく確定診断に至るには,先を見越してアプローチする力量と,途中経過でも結果や方針をきちんと説明する真摯な態度が不可欠である.

参考文献

1) Durack DT:Fever of Unknown Origin, Mackowiak PA(ed):Fever;Basic mechanisms and management, 2nd ed, pp237-249, Lippincott-Raven Publishers, Philadelphia, 1997
2) 桶上聡美,原まさ子:不明熱の鑑別診断.内科 97:591-596, 2006
3) 大野英明,河野 茂:不明発熱の原因疾患としての結核.臨床と研究 77:687-691, 2000
4) 青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル,pp115-128,医学書院,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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