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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか

皮膚疾患

アトピー性皮膚炎

著者: 中川秀己1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学皮膚科

ページ範囲:P.584 - P.586

文献概要

 アトピー性皮膚炎は「増悪・寛解を繰り返す,痒みのある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くはアトピー素因をもつ」と定義される.アトピー性皮膚炎は正しく治療すれば,うまくコントロールでき,一般の人とほとんど変わらない日常生活を営むことが可能となる.治療は個々の患者の症状,生活環境に応じて行うことが必要となる.そのためには患者と医師との信頼関係を築き,医師の指導に沿った定期的な診察が重要である.

参考文献

1) アトピ-性皮膚炎治療ガイドライン2005:平成8年度厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー総合研究および平成9~16年度厚生科学研究
2) 日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎治療ガイドライン改訂委員会(古江増隆・他):日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎治療ガイドライン2004改訂版.日皮会誌 114:135-142, 2004
3) FK506軟膏研究会:アトピー性皮膚炎におけるタクロリムス軟膏0.1%および0.03%の使用ガイダンス.臨皮 57:1217-1234, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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