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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻12号

2006年11月発行

文献概要

特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか 皮膚疾患

痤瘡(にきび)

著者: 林伸和1

所属機関: 1東京女子医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.600 - P.602

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 痤瘡は,10~20代に好発し,顔面を主体とする症状であるため,患者のQOLは,強く障害されている.日常生活では,規則正しい生活を行い,洗顔などのスキンケアに注意が必要であるが,丘疹や膿疱などの炎症性皮疹に対しては抗生物質の内服や外用を使用して瘢痕を予防することが大切である.面皰に対する治療や新生疹の予防には,グリコール酸を用いたケミカルピーリングが注目されている.

参考文献

1) Hayashi N, et al:A cross-sectional analysis of quality of life in Japanese acne patients using the Japanese version of Skindex-16. J Dermatol 31:971-976, 2004
2) 林 伸和・他:本邦における尋常性ざ瘡のアンケートによる疫学調査成績.日皮会誌 111:1347-1355, 2001
3) Hayashi N, et al:Make-up improves the quality of life of acne patients without aggravating acne eruptions during treatments. Eur J Dermatol 15:284-287, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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