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今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘 下痢と便秘の病態生理
下痢の分類
著者: 福島豊実1
所属機関: 1東京衛生病院消化器内科
ページ範囲:P.1977 - P.1979
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下痢は「液状か液状に近い」便の性状で定義され,便の性状は含まれる水分と水分保持力をもつ固形成分の比率で決定される.
下痢は発生機序により,浸透圧性,分泌性,腸蠕動運動異常性,滲出性の4種類に分類される.
下痢は発症~診察までの期間により,急性と慢性の2種類に分類される.
多種多様な下痢に対し,問診と診察にて鑑別診断を絞り込むことが可能である.
下痢は「液状か液状に近い」便の性状で定義され,便の性状は含まれる水分と水分保持力をもつ固形成分の比率で決定される.
下痢は発生機序により,浸透圧性,分泌性,腸蠕動運動異常性,滲出性の4種類に分類される.
下痢は発症~診察までの期間により,急性と慢性の2種類に分類される.
多種多様な下痢に対し,問診と診察にて鑑別診断を絞り込むことが可能である.
参考文献
1) Fine KD:Diarrhea, Sleisenger MH, et al(eds):Sleisenger and Fordtran's Gastrointestinal and Liver Disease;Pathophysiology/diagnosis/management, pp128-152, WB Saunders, Philadelphia, 1998
2) ステッドマン医学大辞典,第1版,p388,メジカルレビュー社,1981
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