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今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘 下痢の患者への診断的アプローチ
急性下痢への診断的アプローチ
著者: 船越信介1 芹澤宏1 日比紀文2
所属機関: 1北里研究所病院内科 2慶應義塾大学医学部消化器内科
ページ範囲:P.1986 - P.1988
文献購入ページに移動便回数,経過,便の量,便の性状,病態生理,病因とさまざまな角度から下痢を分類する.
医療面接では誘因となる食品,集団発生の有無,海外渡航歴,薬剤の服用歴,基礎疾患,精神的ストレスの有無を確認し,身体所見では下痢の随伴症状の有無を確認する.
初期のアセスメントとして病歴・身体所見からある程度,重症度(長期間,出血性,脱水,嘔吐)を把握することが大切である.
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