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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻13号

2006年12月発行

文献概要

今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘 内科診療でよく遭遇する便通異常

化学療法中の患者でみられる下痢・便秘

著者: 金井雅史1 石黒洋1 松本繁己1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院外来化学療法部

ページ範囲:P.2057 - P.2059

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ポイント

化学療法中に起こる下痢は脱水,電解質異常から致死的になることもあるので,正確な評価と早期の対策が必要である.

化学療法中はさまざまな要因から便秘が起こりやすい.癌の進行に伴う腸閉塞を除外することが重要である.

参考文献

1) PDQ日本語版.消化管の合併症.http://mext-cancerinfo.tri-kobe.org/database/pdq/index.html
2) ASCO 公式カリキュラム.がん症状緩和の実際,便秘,下痢,消化管閉塞 No.5,2003
3) Zidan J, et al:Octreotide in the treatment of severe chemotherapy-induced diarrhea. Ann Oncol 12:227-229, 2001
4) Kehrer DF, et al:Modulation of irinotecan-induced diarrhea by cotreatment with neomycin in cancer patients. Clin Cancer Res 7:1136-1141, 2001
5) Mori K, et al:Preventive effect of Kampo medicine (Hangeshashin-to) against irinotecan-induced diarrhea in advanced non-small-cell lung cancer. Cancer Chemother Pharmacol 51:403-406, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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