文献詳細
今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
ブレインアタック理解のために
文献概要
ポイント
・久山町における住民調査の結果,
①脳卒中死亡率は減少傾向にある.
②脳卒中発症率は1960年代から減少傾向にあるが,その傾向は1980年代になり鈍化している.
③高血圧の頻度には時代的変化は認めなかったが,治療により血圧レベルが低下した.一方で肥満・耐糖能異常・高コレステロール血症の頻度が急増した.
・久山町における住民調査の結果,
①脳卒中死亡率は減少傾向にある.
②脳卒中発症率は1960年代から減少傾向にあるが,その傾向は1980年代になり鈍化している.
③高血圧の頻度には時代的変化は認めなかったが,治療により血圧レベルが低下した.一方で肥満・耐糖能異常・高コレステロール血症の頻度が急増した.
参考文献
1) Kubo M, et al:Trends in the incidence, mortality, and survival rate of cardiovascular disease in a Japanese community;The Hisayama study. Stroke 34:2349-2354, 2003
2) 藤島正敏:高齢者の心血管病-久山町研究から.日老医誌 36:16-21,1999
掲載誌情報