文献詳細
文献概要
今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療 ブレインアタック理解のために
Therapeutic time windowとは
著者: 小張昌宏1
所属機関: 1国家公務員共済組合連合会立川病院神経内科
ページ範囲:P.202 - P.204
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・ある疾患に対する治療法が限られた時間内でのみ有効な場合,それをtherapeutic time windowという.
・静注による血栓溶解療法のtherapeutic time windowは発症後3時間以内である.
・therapeutic time windowを過ぎて血栓溶解薬を投与すると,効果がないばかりか出血性梗塞などの有害事象を生じやすい.
・ある疾患に対する治療法が限られた時間内でのみ有効な場合,それをtherapeutic time windowという.
・静注による血栓溶解療法のtherapeutic time windowは発症後3時間以内である.
・therapeutic time windowを過ぎて血栓溶解薬を投与すると,効果がないばかりか出血性梗塞などの有害事象を生じやすい.
参考文献
1) 野川 茂:Therapeutic time windowとは.医学のあゆみ 191:700-706,1999
2) The National Institute of Neurological Disorders and Stroke rt-PA Stroke Study Group:Tissue plasminogen activator for acute ischemic stroke. N Engl J Med 333:1581-1587, 1995
3) Furlan A, et al:Intra-arterial prourokinase for acute ischemic stroke:The PROACT II study;A randomized controlled trial. JAMA 282:2003-2011, 1999
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