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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻2号

2006年02月発行

文献概要

今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療 ブレインアタックの診断

拡散強調画像の有用性と落とし穴

著者: 安井敬三1 長谷川康博1 柳務1

所属機関: 1名古屋第二赤十字病院神経内科

ページ範囲:P.230 - P.233

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ポイント

脳梗塞診療においてDWIは,

・発症1時間ほどで病巣を指摘でき,超急性期診療に役立つ.

・新病巣のみを検出する.

・皮質小梗塞を最も診断しやすい.

・一過性脳虚血発作であっても,小梗塞を指摘できる例がある.

・偽陰性を示すことがあり,ペナンブラの遷延によると考えられる.

参考文献

1) Yoneda Y, et al:Diffusion-weighted magnetic resonance imaging;Detection of ischemic injury 39 minutes after onset in a stroke patient. Ann Neurol 45:794-797, 1999
2) Warach S, et al:Acute human stroke studied by whole brain echo planar diffusion-weighted magnetic resonance imaging. Ann Neurol 37:231-241, 1995
3) Baird AE, et al:Multiple acute stroke syndrome, marker of embolic disease? Neurology 54:674-678, 2000
4) 成澤 綾・他:脳幹梗塞急性期の拡散強調MRI.脳神経 53:1021-1026, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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