文献詳細
文献概要
今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療 ガイドラインに基づくブレインアタック治療
脳梗塞治療ガイドライン
著者: 棚橋紀夫1
所属機関: 1埼玉医科大学内科学・神経内科部門
ページ範囲:P.246 - P.250
文献購入ページに移動ポイント
・脳梗塞は発症後3時間以内,3時間以後で治療法の選択肢が異なる.
・発症後3時間以内であれば,臨床病型を問わずrt-PA静注療法の適応の有無を検討する.
・rt-PA静注療法を予定する患者では,収縮期血圧185mmHg以上または拡張期血圧110mmHg以上の場合は降圧療法を開始する.
・rt-PA施行例では24時間以内は抗血栓療法は行わない.
・抗凝固療法,抗血小板療法の適応は臨床病型を考慮して行う.
・脳梗塞は発症後3時間以内,3時間以後で治療法の選択肢が異なる.
・発症後3時間以内であれば,臨床病型を問わずrt-PA静注療法の適応の有無を検討する.
・rt-PA静注療法を予定する患者では,収縮期血圧185mmHg以上または拡張期血圧110mmHg以上の場合は降圧療法を開始する.
・rt-PA施行例では24時間以内は抗血栓療法は行わない.
・抗凝固療法,抗血小板療法の適応は臨床病型を考慮して行う.
参考文献
1) 脳卒中合同ガイドライン委員会:脳卒中治療ガイドライン2004,協和企画,2004
2) The National Institute of Neurological Disorders and Stroke:Classification of cerebrovascular diseases III. Stroke 21:637-676, 1990
3) 日本脳卒中学会医療向上・社会保険委員会・rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法指針部会:rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法適正治療指針,2005
掲載誌情報