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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻2号

2006年02月発行

文献概要

今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療 脳卒中慢性期の管理

観血的処置(抜歯,内視鏡,大手術)における抗血栓薬の管理

著者: 矢坂正弘1

所属機関: 1国立病院機構九州医療センター脳血管センター・臨床研究部脳血管内科

ページ範囲:P.311 - P.313

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ポイント

・ワルファリン療法を中断すると約1%の頻度で血栓症や塞栓症を発症し,その多くは重症である.

・抜歯は原疾患に対する適切な抗血栓療法(ワルファリンや抗血小板療法)継続下での施行が望ましい.

・大手術時には抗血栓薬を休薬せざるを得ないが,その間に半減期の短いヘパリンを併用することによって抗血栓薬非施行時間を短くする.

参考文献

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5) 森本佳成・他:抗血栓療法施行患者の抜歯における出血管理に関する検討.口科誌 53:74-80, 2004
6) 矢坂正弘:アスピリン,抗血小板薬休薬のタイミング.抜歯,手術など.Progress in Medicine 25:404-410, 2005
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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