icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina43巻2号

2006年02月発行

文献概要

今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療

理解のための32題

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.328 - P.334

文献購入ページに移動
問題1 急性期脳梗塞におけるt-PA静注療法について,誤っているのはどれか.
① 急性期脳梗塞におけるt-PA 静注療法は,わが国で行われた二重盲検試験において有効性が証明された.
② 全ての臨床カテゴリー(アテローム血栓性脳梗塞,ラクナ梗塞,心原性脳塞栓症)の脳梗塞が対象となる.
③ わが国におけるt-PA の用量は欧米諸国と異なり0.6mg/kg(34.8万国際単位/kg)である.
④ 使用基準を遵守しない場合,症候性頭蓋内出血の危険性が著しく増大する.
⑤ t-PA の投与方法はワンショットで静脈内に投与する.

A:①,②

B:②,③

C:③,④

D:④,⑤

E:①,⑤

問題2 以下のうち,正しいものはどれか.
① 脳梗塞は,アテローム血栓性脳梗塞,心原性脳塞栓,ラクナ梗塞,その他に分類される.
② くも膜下出血の原因としては動脈瘤破裂が最も多い.
③ TIA はMR で脳梗塞を呈していないことが必要である.
④ branch atheromatous diseaseは,主幹動脈に50%以上の狭窄を認める.
⑤ 心原性脳塞栓の原因として弁膜症が最も多い.

A:①,②

B:②,③

C:③,④

D:④,⑤

E:①,⑤

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?