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文献概要
今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ 異常症候・尿検査異常をみたら―検査の進め方と診断
尿潜血陽性といわれたら
著者: 堀越哲1
所属機関: 1順天堂大学医学部腎臓内科
ページ範囲:P.398 - P.400
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・尿潜血検査には偽陽性と偽陰性がある.
・尿沈渣の判定には,まず採取された尿が診断に足るものか否かを判断することが大切である.
・尿検査は一度だけで判断せず,繰り返し行うことが大切である.
・同時に測定した尿蛋白や尿沈渣所見により糸球体疾患か非糸球体疾患かの推測が可能である.
・尿潜血検査には偽陽性と偽陰性がある.
・尿沈渣の判定には,まず採取された尿が診断に足るものか否かを判断することが大切である.
・尿検査は一度だけで判断せず,繰り返し行うことが大切である.
・同時に測定した尿蛋白や尿沈渣所見により糸球体疾患か非糸球体疾患かの推測が可能である.
参考文献
1) 日本腎臓学会(編):腎機能(GFR)・尿蛋白測定ガイドライン,東京医学社,2003
2) Rose BD, Fletcher SW:Proteinuria:The primary care approach. UpToDate 13:2, 2005
3) Rose BD, Fletcher SW:Evaluation of hematuria. UpToDate 13:2, 2005
4) 日本腎臓学会「検尿の勧め」啓発委員会:一般臨床医のための検尿の考え方・進め方.日本腎臓学会ホームページ,2003
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