文献詳細
今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
検査の進め方―腎疾患を見逃さないために
文献概要
ポイント
・超音波装置は費用があまりかからず,非侵襲的であり,しかも広く普及している.超音波検査は多くの場合,腎疾患における画像診断で最初のステップとして行うべきものである.
・造影CTや腎血管造影は有力な診断のためのツールである.しかし,患者に造影剤によるさまざまな副作用,なかでも腎症の危険があることを忘れてはならない.
・超音波装置は費用があまりかからず,非侵襲的であり,しかも広く普及している.超音波検査は多くの場合,腎疾患における画像診断で最初のステップとして行うべきものである.
・造影CTや腎血管造影は有力な診断のためのツールである.しかし,患者に造影剤によるさまざまな副作用,なかでも腎症の危険があることを忘れてはならない.
参考文献
1) Vogt B, et al: Prophylactic hemodialysis after radiocontrast media in patients with renal insufficiency is potentially harmful. Am J Med 15:692-698, 2001
2) Merten GJ, et al:Prevention of contrast-induced nephropathy with sodium bicarbonate;A randomized controlled trial. JAMA 291:2328-2334, 2004
掲載誌情報