文献詳細
文献概要
今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ 検査の進め方―腎疾患を見逃さないために
前立腺生検はどんなときに行うの
著者: 坂本善郎1
所属機関: 1順天堂大学医学部泌尿器科
ページ範囲:P.420 - P.422
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・前立腺生検の適応は,
①PSA4.1ng/ml以上
②PSA4.1~10.0ng/ml以上の場合,PSA F/T ratio,PSAV,PSAD,PSATZD などを参考にする.
③PSA が4.0ng/ml以下でも前立腺に結節を触知する場合
④年齢では50歳以上で,80歳以上の場合には有症状の場合
⑤前立腺炎を併発している場合は,消炎後PSAを再検
・前立腺生検の適応は,
①PSA4.1ng/ml以上
②PSA4.1~10.0ng/ml以上の場合,PSA F/T ratio,PSAV,PSAD,PSATZD などを参考にする.
③PSA が4.0ng/ml以下でも前立腺に結節を触知する場合
④年齢では50歳以上で,80歳以上の場合には有症状の場合
⑤前立腺炎を併発している場合は,消炎後PSAを再検
参考文献
1) 中島 淳:前立腺癌スクリーニングの新しい展開―PSA densityとvelocity. Urological View 8:43-47,2005
2) 中島 淳:PSA 関連パラメーター.日本臨牀 63:241-245, 2005
3) Catalona WJ, et al:Comparison of percent free PSA, PSA density, and age-specific PSA cutoffs for prostate cancer detection and staging. Urology 56:255-260, 2000
4) Oesterling JE, et al:Serum prostate-specific antigen in a community-based population of healthy man;Establishment of age-specific reference ranges. JAMA 270:860-864, 1993
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