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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻3号

2006年03月発行

文献概要

今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ 腎・尿路疾患の診断と治療 【疾患各論】

糖尿病性腎症

著者: 大賀佐起子1 四方賢一1 槇野博史1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯学総合研究科病態機構学講座腎・免疫・内分泌代謝内科学

ページ範囲:P.444 - P.447

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ポイント

・糖尿病性腎症は糖尿病の細小血管合併症の1つであり,透析導入原因疾患の第1位を占める.

・糖尿病患者に腎障害を認める場合,糖尿病性腎症と他の腎疾患との鑑別を常に念頭に置く必要がある.

・病期分類は微量アルブミン尿,蛋白尿の程度と腎機能によって行う.

・発症予防や進展抑制には,厳重な血糖と血圧管理,レニン-アンジオテンシン系阻害薬の使用と食事の蛋白質制限が重要である.

参考文献

1) 糖尿病性腎症合同委員会報告:糖尿病性腎症の新しい早期診断基準.糖尿病 48:757-759,2005
2) 槙野博史(編):糖尿病性腎症,pp192-196,診断と治療社,1999
3) 厚生省平成3年度糖尿病調査研究報告書,p320頁,1991
4) 糖尿病性腎症合同委員会報告:日腎会誌 44:○○○,2002
5) 糖尿病性腎症合同委員会報告:糖尿病 44:623,2001
6) 日本糖尿病学会(編):医学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン,pp67-80,南江堂,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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