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今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ 腎不全患者の治療を考える
腎障害時における抗生物質・消炎鎮痛薬の使い方
著者: 鈴木祐介1 富野康日己1
所属機関: 1順天堂大学医学部腎臓内科
ページ範囲:P.481 - P.483
文献購入ページに移動・患者,特に高齢の患者の場合,腎機能を正確に把握したうえで薬物療法を行うことが重要である.外来では,Cockcroft-Gaultの計算式がその評価に有用である.
・腎障害患者に抗生物質を投与する場合,その薬剤の排泄経路を把握して投与計画を立てることが重要である.
・腎障害患者に消炎鎮痛薬を投与する場合,脱水の有無を把握し,もし脱水が存在する場合には補液などであらかじめ改善させたうえでの使用が重要である.
参考文献
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