icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina43巻3号

2006年03月発行

文献概要

今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ 腎不全患者の治療を考える

電解質異常(高K血症,低Na血症,低Ca血症,高P血症)の治療

著者: 飯野靖彦1

所属機関: 1日本医科大学腎臓内科

ページ範囲:P.492 - P.494

文献購入ページに移動
ポイント

・腎臓の基本的機能は血清電解質濃度調節であり,腎臓機能が障害されると電解質異常が起こる.

・電解質異常には濃度異常と体内総量異常があり,濃度が正常でも体内に蓄積や欠乏が起こるときもある.

・高K血症は致死的不整脈を起こし,Ca,Pの異常は骨の異常をきたすので注意が必要である.

参考文献

1) 飯野靖彦:一目でわかる水電解質(第2版),p22-23,メディカルサイエンスインターナショナル,2002
2) AHA:Life-threatening electrolyte abnormalities. Circulation 13:IV-121-125, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?