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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻4号

2006年04月発行

文献概要

今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法 慣れ親しむべき検査/手技

グラム染色と抗酸菌染色―スメアを自分の武器にしよう

著者: 椎木創一1 遠藤和郎2

所属機関: 1沖縄県立宮古病院内科 2沖縄県立中部病院内科

ページ範囲:P.546 - P.548

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ポイント

・スメア(塗抹染色)の利点は診断に有用なだけでなく,①簡便,②迅速性,③安価に行えること.

・スメアの質は,①スライドグラスに検体を引きのばす時と,②脱色で決まる.

・適切なグラム染色の具合:好中球の細胞質がピンク色,核がやや紫色づくぐらい.

・スメアは「習うより慣れろ」.

参考文献

1) 沖縄県立中部病院卒後臨床研修委員会(編):OCH初期研修ERマニュアル,pp386-395,医療文化社,2003
2) 本村和久・他:市中肺炎における喀痰グラム染色の有用性について(抄録),日本内科学会総会,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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