文献詳細
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
慣れ親しむべき検査/手技
文献概要
ポイント
・血液培養検査は血流感染症の診断はもとより,重症深部臓器感染症の疑われる場合にも検査対象となる.
・診断的価値の高い培養検査であるが,汚染菌に考慮し適正な検体採取を心がける必要がある.
・カテーテル抜去困難な場合,中心静脈ライン血の培養陽性時間と,末梢血管穿刺での採血検体の陽性に至る時間との差が重要な診断根拠となる.
・血液培養検査は血流感染症の診断はもとより,重症深部臓器感染症の疑われる場合にも検査対象となる.
・診断的価値の高い培養検査であるが,汚染菌に考慮し適正な検体採取を心がける必要がある.
・カテーテル抜去困難な場合,中心静脈ライン血の培養陽性時間と,末梢血管穿刺での採血検体の陽性に至る時間との差が重要な診断根拠となる.
参考文献
1) Levy MM, et al:2001 SCCM/ESICM/ACCP/ATS/SIS International Sepsis Definitions Conference. Crit Care Med 31:1250-1256, 2003
2) 満田年宏:第7章 血液培養検査,感染症診療・感染対策に役立つ臨床微生物検査の基礎知識,pp38-50,国際医学出版,2004
3) http://202.255.237.164/janis/idsc/kihou/2001-2/kensa4-6.html#april
4) Baron EJ(ed):Cumitech 1C Blood culture IV, p32, ASM Press, 2005
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