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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻4号

2006年04月発行

今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法

慣れ親しむべき検査/手技

迅速診断/PCRが役に立つ感染症

著者: 宮崎修一1

所属機関: 1東邦大学医学部微生物・感染症学講座

ページ範囲:P.557 - P.560

文献概要

ポイント

・迅速診断法には凝集反応,標識抗体法を含む免疫学的検査と遺伝子検査があり,培養困難または重篤化しやすい感染症起炎微生物を対象にキットが開発・市販されている.

・標識抗体法ではEIA法やICA法が主流であり,遺伝子検査法ではPCR法,LCR法が用いられてきたが,より簡単かつ時間が短縮されたICAN法,LAMP法も開発されている.

参考文献

1) 古谷信彦,山口惠三:感染症の迅速診断法.医学のあゆみ 209:609-614,2004
2) 吉村 速,尾内一信:迅速診断キットの利用法.小児科 37:38-41,2005
3) 小口 学,大日向薫:肺炎マイコプラズマ―IgM抗体迅速測定キットの意義―.小児科 45:656-661,2004
4) 坊岡美奈,奥田真珠美,林 寛子:小児期のHelicobacter pylori感染症の診断法.小児科 45:675-679,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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