文献詳細
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
慣れ親しむべき検査/手技
文献概要
ポイント
・迅速診断法には凝集反応,標識抗体法を含む免疫学的検査と遺伝子検査があり,培養困難または重篤化しやすい感染症起炎微生物を対象にキットが開発・市販されている.
・標識抗体法ではEIA法やICA法が主流であり,遺伝子検査法ではPCR法,LCR法が用いられてきたが,より簡単かつ時間が短縮されたICAN法,LAMP法も開発されている.
・迅速診断法には凝集反応,標識抗体法を含む免疫学的検査と遺伝子検査があり,培養困難または重篤化しやすい感染症起炎微生物を対象にキットが開発・市販されている.
・標識抗体法ではEIA法やICA法が主流であり,遺伝子検査法ではPCR法,LCR法が用いられてきたが,より簡単かつ時間が短縮されたICAN法,LAMP法も開発されている.
参考文献
1) 古谷信彦,山口惠三:感染症の迅速診断法.医学のあゆみ 209:609-614,2004
2) 吉村 速,尾内一信:迅速診断キットの利用法.小児科 37:38-41,2005
3) 小口 学,大日向薫:肺炎マイコプラズマ―IgM抗体迅速測定キットの意義―.小児科 45:656-661,2004
4) 坊岡美奈,奥田真珠美,林 寛子:小児期のHelicobacter pylori感染症の診断法.小児科 45:675-679,2004
掲載誌情報