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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻4号

2006年04月発行

今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法

抗菌薬の投与法―おさえておくべき基礎知識

効果判定の方法,抗菌薬が無効のときに考えること

著者: 藤本卓司1

所属機関: 1市立堺病院総合内科

ページ範囲:P.570 - P.571

文献概要

ポイント

・抗菌薬を開始したら必ず効果判定を行う.

・効果判定に用いる項目には,①重視すべき情報,②補助的な情報,の2つがある.

・抗菌薬が無効のとき,安易に広域スペクトラムの薬剤に移行するのでなく,抗菌薬投与法の確認と病態の再評価が必要である.

・全身状態が改善して炎症反応が陰性化しても,月単位の治療が必要な感染症がある.

参考文献

1) Betts RF, et al:Reese and Betts' A Practical Approach to Infectious Diseases. 5th ed., Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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