文献詳細
文献概要
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法 各種抗菌薬―使いこなすための重要ポイント
ペニシリン系
著者: 北原光夫1
所属機関: 1東京都済生会向島病院
ページ範囲:P.588 - P.590
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・ペニシリン系薬は狭域スペクトラムで菌交代を起こしにくい.
・ペニシリン系薬は基本的にグラム陽性球菌感染症に対して使用する.
・ウレイドペニシリンは腸球菌,緑膿菌に対してアミノグリコシド系抗菌薬と使用すると相乗作用が得られる.
・βラクタマーゼ阻害薬配合剤は嫌気性菌に対する有効性があり,複数菌感染症に使用しやすい.
・ペニシリン系薬は狭域スペクトラムで菌交代を起こしにくい.
・ペニシリン系薬は基本的にグラム陽性球菌感染症に対して使用する.
・ウレイドペニシリンは腸球菌,緑膿菌に対してアミノグリコシド系抗菌薬と使用すると相乗作用が得られる.
・βラクタマーゼ阻害薬配合剤は嫌気性菌に対する有効性があり,複数菌感染症に使用しやすい.
参考文献
1) Wright AL, Wilkowske CJ:The penicillins. Mayo Clin Proc 66:1047-1063, 1991
2) Kollef MH, Fraser VJ:Antibiotic resistance in the intensive care unit. Ann Intern Med 134:298-314, 2001
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