文献詳細
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
各種抗菌薬―使いこなすための重要ポイント
文献概要
ポイント
・著しく広いスペクトラムをもった抗生物質である.
・無効あるいは有効性が低いものを把握しておくべきである.
・本剤の濫用・長期使用はMRSAなどの耐性菌や真菌感染症を誘発するため,通常は第一選択薬としては使用せず温存すべき薬剤である.
・副作用として有名なものに痙攣の発生があり,注意が必要である.
・著しく広いスペクトラムをもった抗生物質である.
・無効あるいは有効性が低いものを把握しておくべきである.
・本剤の濫用・長期使用はMRSAなどの耐性菌や真菌感染症を誘発するため,通常は第一選択薬としては使用せず温存すべき薬剤である.
・副作用として有名なものに痙攣の発生があり,注意が必要である.
参考文献
1) Petri WA Jr:カルバペネム類,グッドマン,ギルマン(編),高折修二,赤池昭紀,福田英臣(訳):薬理書〈下〉―薬物治療の基礎と臨床 第10版,pp1539-1543,広川書店,2003
2) 岩田健太郎,宮入 烈:抗菌薬の使い方,考え方,中外医学社,2005
3) 藤本卓司:感染症レジデントマニュアル,医学書院,2005
4) Nishio H, et al:Metallo-β-lactamase-producing Gram-negative bacilli;Laboratory-based surveillance in cooperation with 13 clinical laboratories in the Kinki region of Japan. J Clin Microbiol 42:5256-5263, 2004
5) 荒川宜親:多剤耐性緑膿菌.Infectious Diseases Weekly Report Japan 4:9-13,2002
掲載誌情報