文献詳細
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
各種抗菌薬―使いこなすための重要ポイント
文献概要
ポイント
・グラム陰性好気性菌にのみ有効なβラクタム系薬だが,その抗菌力は第三世代セフェム系薬やアミノグリコシド系薬に匹敵する.
・複数菌感染症が疑われる症例やエンピリック治療としての単独投与は避けるべきである.
・ペニシリン系薬やセフェム系薬との交叉アレルギーはほとんどない.
・グラム陰性好気性菌にのみ有効なβラクタム系薬だが,その抗菌力は第三世代セフェム系薬やアミノグリコシド系薬に匹敵する.
・複数菌感染症が疑われる症例やエンピリック治療としての単独投与は避けるべきである.
・ペニシリン系薬やセフェム系薬との交叉アレルギーはほとんどない.
参考文献
1) Swabb EA:Review of the clinical pharmacology of the monobactam antibiotic aztreonam. Am J Med 78 (2A):11-18, 1985
2) 山口敏行・他:多剤耐性緑膿菌による肺炎にAztreonamとCiprofloxacinの併用が有効であった一例,緑膿菌感染症研究会37回講演記録,pp68-72,2003
3) 尾家重治,神谷 晃:多剤耐性緑膿菌に対する薬剤の併用効果,緑膿菌感染症研究会33回講演記録,pp130-134,1999
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