文献詳細
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
各種抗菌薬―使いこなすための重要ポイント
文献概要
ポイント
・アミノグリコシドを投与する場合には,薬物動態を考慮して,有効でかつ副作用の少ない投与法を行う必要がある.
・1日1回投与法は濃度依存的な短時間殺菌効果というアミノグリコシドの長所を利用した方法で臨床への有用性が報告されている.
・アミノグリコシドでは,治療域と中毒域が狭いことから,TDMを行いながら適正な投与量と投与間隔を設定する.
・アミノグリコシドを投与する場合には,薬物動態を考慮して,有効でかつ副作用の少ない投与法を行う必要がある.
・1日1回投与法は濃度依存的な短時間殺菌効果というアミノグリコシドの長所を利用した方法で臨床への有用性が報告されている.
・アミノグリコシドでは,治療域と中毒域が狭いことから,TDMを行いながら適正な投与量と投与間隔を設定する.
参考文献
1) Prins JM, et al:Once versus thrice daily gentamicin in patients with serious infections. Lancet 341:335-339, 1993
2) 坂本光男・他:多剤耐性菌時代の各種抗菌薬のポジショニングとその適切な使い方.アミノグリコシド薬.日内会誌 92:2136-2140,2003
掲載誌情報