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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻5号

2006年05月発行

文献概要

今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践 経静脈・経腸栄養法の基本と実際

経静脈・経腸栄養法の適応・利点と選択基準

著者: 加藤恭郎1 松末智1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院腹部一般外科

ページ範囲:P.749 - P.751

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ポイント

末梢静脈栄養法は,安全性は高いが投与カロリーに限度があり,長期の栄養管理は困難である.

腸管が利用可能な患者には中心静脈栄養よりも経腸栄養を積極的に用いるべきである.

中心静脈栄養用輸液はトリプルバッグ製剤が主流であるが,成分を十分理解して使用する.

経腸栄養剤では消化態栄養剤と半消化態栄養剤の違いを理解して使い分ける.

参考文献

1) A.S.P.E.N. Board of Directors and The Clinical Guidelines Task Force:Guidelines for the use of parenteral and enteral nutrition in adult and pediatric patients. JPEN 26(1 Suppl):1SA-138SA, 2002
2) 松末 智・柏原貞夫・友永 轟:長期高カロリー輸液中に心筋症を来したセレン欠乏症の1例.日外会誌 88:483-488, 1987
3) Braga M, et al:Nutritional approach in malnourished surgical patients. Arch Surg 137:174-180, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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