icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina43巻5号

2006年05月発行

今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践

経静脈・経腸栄養法の基本と実際

静脈栄養法の基本と実際

著者: 小山諭1 畠山勝義1

所属機関: 1新潟大学大学院消化器・一般外科

ページ範囲:P.752 - P.755

文献概要

ポイント

静脈栄養法では,短期であれば末梢静脈栄養(PPN),長期の場合には中心静脈栄養(TPN)を選択する.

PPNでは25kcal/kg/dayまでの投与が可能である.

TPNでは25~35kcal/kg/day程度での投与が可能である.

モニタリングに際し,感染予防と栄養学的効果,代謝性合併症に注意する.

参考文献

1) A.S.P.E.N. Board of Directors and The Clinical Guidelines Task Force:Guidlines for the use of parenteral and enteral nutrition in adult and pediatric patients. JPEN 26(1). suppl, 2002
2) 岡村健二:末梢静脈栄養の実際.医学のあゆみ 9:590-594,1997
3) 安田健司,野村秀明,大柳治正:末梢静脈栄養法.日本臨牀 59(増刊5):35-39,2001
4) 入山圭二:脂質代謝.日本臨牀 59(増刊5):397-400,2001
5) 小山 諭:プライマリーケアに必要な基本手技:静脈栄養.臨床医 30(増刊):1255-1257,2004
6) 武澤 純・他:静脈点滴注射剤などの衛生管理に関するガイドライン(改訂),科学技術庁,2004
7) 日本静脈・経腸栄養研究会(編集委員長小野寺時夫,編):静脈・経腸栄養ガイドライン,へるす出版,1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら