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今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践 疾患治療としての栄養療法
重症感染症,敗血症
著者: 丸山道生1
所属機関: 1東京都保険医療公社大久保病院外科
ページ範囲:P.790 - P.792
文献購入ページに移動重症感染症,敗血症時にはエネルギー消費量の増大,高血糖,糖新生,骨格筋蛋白の崩壊,脂肪分解の亢進などの代謝変化が認められる.
栄養ルートとしては,経腸栄養が望ましい.
必要エネルギー量はHarris-Benedictの式からBEEを算出し,活動係数1.2と傷害係数は1.5~1.7程度を乗じる.
蛋白・アミノ酸必要量は1.5~2.0g/kg/dayで,BCAAやグルタミンが有用である.
脂肪乳剤(n-3系脂肪酸含有)の静脈投与は不利益になることがありうる.
MCTやn-3系脂肪酸は有用であると考えられる.
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