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今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践 疾患治療としての栄養療法
肝不全
著者: 小川哲史1
所属機関: 1前橋赤十字病院消化器病センター
ページ範囲:P.802 - P.804
文献購入ページに移動肝不全患者では,蛋白・エネルギー低栄養(PEM)が高頻度に出現し,患者のQOLや予後を左右する.
種々の代謝異常が出現するが,Fischer比(分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸)が低下する蛋白・アミノ酸代謝異常が特徴的である.
栄養療法として,分岐鎖アミノ酸製剤の投与や就寝前の軽食(LES)を含む分割食,亜鉛の補充などが重要である.
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