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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻5号

2006年05月発行

文献概要

今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践 疾患治療としての栄養療法

腎不全

著者: 磯﨑泰介1 鈴木由美子1 矢野浩樹1

所属機関: 1聖隷浜松病院腎臓内科・腎センター

ページ範囲:P.806 - P.807

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ポイント

栄養療法は,薬物療法・生活改善とともに腎不全治療の3本柱である.

保存期腎不全の栄養療法の目的は,腎不全進行の抑制と尿毒症症状の改善である.適度な蛋白・塩分制限,十分な熱量確保,必要によりカリウム(K)制限を行う.

末期腎不全では適切な熱量・蛋白の確保,塩分制限,必要によりK・リン(P)制限を行い,低栄養にも注意する.

参考文献

1) 日本透析医学会:図説わが国の慢性透析療法の現況.pp2-40,日本透析医学会統計調査委員会,2004
2) 日本腎臓学会(編):腎疾患患者の生活指導・食事療法に関するガイドライン.日腎会誌 39:1-35,1997
3) 磯﨑泰介:腎不全.東口髙志(編):NST完全ガイド・栄養療法の基礎と実践,pp269-275,照林社,2005
4) 大塚純子,倉田栄里,古橋啓子,磯﨑泰介:両下肢切断後,NSTにより自宅退院し得た低栄養血液透析(HD)患者の1例.静脈経腸栄養 20増刊号:179,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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