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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻5号

2006年05月発行

文献概要

今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践 周術期の栄養管理

下部消化管切除

著者: 西村元一1 大村健二2

所属機関: 1金沢大学医学部附属病院NST,消化器外科 2金沢大学医学部附属病院NST,心・肺総合外科

ページ範囲:P.823 - P.825

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ポイント

大腸癌の手術の侵襲は中程度である.

一般的に術前の栄養状態は良好であるが,高度の貧血やイレウスなどによる経口摂取不十分による低栄養症例が少なからず含まれている.

術後の栄養管理が必要な期間は1週間ぐらいである.

合併症などがなければPPNによる管理で十分である.

参考文献

1) 山口明夫:イレウス,下部消化管手術前後,宮崎逸夫(編):消化器外科輸液・栄養管理―病態別術前術後管理の実際,pp72-81,ソフトサイエンス社,1989
2) ASPEN Broad of Directors and The Clinical Guidelines Task Force:Guidelines for the use of parenteral and enteral nutrition in adult and pediatric patients. JPEN 26:1SA-138SA, 2002
3) Moore FD:Metabolic care of the surgical patient, WB Saunders, Philadelphia, 1959

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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