icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina43巻5号

2006年05月発行

できる医師のプレゼンテーション―臨床能力を倍増するために 2

現在,「ないもの」

著者: 川島篤志1

所属機関: 1市立堺病院・総合内科

ページ範囲:P.860 - P.864

文献概要

ないない尽くしのPresentation

 前回,お話したように,プレゼンテーション能力は,臨床能力を反映すると考えられます.それにもかかわらず,「プレゼンテーションに自信がない」「うちの研修医のプレゼンテーションは駄目だ」ということをよく耳にします.言葉を置き換えると,「臨床能力に自信がない」「うちの研修医の臨床能力は駄目だ」ということです.とても残念なことですが,どうしてプレゼンテーション能力が伸びていかないのでしょう?

 私見ですが,研修医個人だけの問題ではなく,多くの要因(表1)が関係していると思います.あまりにも「悪いもの=ないもの」が多過ぎるので,ちょっとやそっとの改善では上達しないのかもしれません(上達のコツは第7・8話でお話します).今回はそれぞれについての問題点・改善点を検討していきます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら