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rt-PA静注療法を巡りシンポジウム―第31回日本脳卒中学会総会 フリーアクセス
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ページ範囲:P.793 - P.793
文献購入ページに移動発症3時間以内にrt-PA静注を開始するためには,検査などの時間も考え,遅くとも発症2時間以内には医療機関に到着していなければならない.しかし現状では,さまざまな理由で受診までに時間がかかり,適応除外となるケースが少なくない.また,頭蓋内出血の既往などにより投与禁忌となるケースも多い.ミニシンポジウム「rt-PAを用いた急性期治療」では,複数の医療機関がシミュレーションを行った結果,過去のデータからは,rt-PAが適応可能なのは全体の数%程度と想定された.
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