文献詳細
文献概要
今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために 知っておきたい免疫疾患のトピックス 【自己免疫疾患とアレルギーのトピックス】
強皮症
著者: 佐藤伸一1
所属機関: 1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚病態学
ページ範囲:P.932 - P.934
文献購入ページに移動ポイント
全身性強皮症では,B細胞の異常な活性化が自己抗体と皮膚硬化を誘導する可能性が示されている.
微小血管障害には,骨髄から動員される血管内皮前駆細胞の減少とその機能異常が関与している.
活動性肺線維症に対してはシクロホスファミドの有効性が示された.
全身性強皮症では,B細胞の異常な活性化が自己抗体と皮膚硬化を誘導する可能性が示されている.
微小血管障害には,骨髄から動員される血管内皮前駆細胞の減少とその機能異常が関与している.
活動性肺線維症に対してはシクロホスファミドの有効性が示された.
参考文献
1) Sato S, et al:Altered B lymphocyte function induces systemic autoimmunity in systemic sclerosis. Mol Immunol 41:1123-1133, 2004
2) Saito E, et al:CD19-dependent B lymphocyte signaling thresholds influence skin fibrosis and autoimmunity in the tight-skin mouse. J Clin Invest 109:1453-1462, 2002
3) Kuwana M, et al:Defective vasculogenesis in systemic sclerosis. Lancet 364:603-610, 2004
掲載誌情報