icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina43巻6号

2006年06月発行

今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために

座談会

基礎免疫学と臨床免疫学のクロストーク

著者: 小安重夫1 西本憲弘2 渡辺守3 三森経世4

所属機関: 1慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学 2大阪大学大学院生命機能研究科免疫制御学 3東京医科歯科大学大学院消化器病態学 4京都大学大学院医学研究科臨床免疫学

ページ範囲:P.994 - P.1004

文献概要

 三森 本日は,『medicina』2006年6月号特集の座談会「基礎免疫学と臨床免疫学のクロストーク」にお集まりいただきまして誠にありがとうございます.

 近年は,translational researchがさかんで,特に,translational researchにおける免疫学の役割は非常に大きいのですが,このことは決して,基礎医学から臨床医学への一方通行ではなく,from bedside to bench,つまり患者さんを通して発見される臨床現場の知見が,免疫学や細胞生物学の基礎的知識の発展に貢献していることが少なくないと思います.

 そういう観点から,本日は,免疫学の基礎と臨床の双方向のクロストークによって,免疫学がどのように展開されてきたか,また,これからどのような発展をしていくかについてお伺いしたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら