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今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか 血液腫瘍の治療目標と戦略
治療の基本戦略
著者: 神田善伸1
所属機関: 1東京大学医学部血液・腫瘍内科
ページ範囲:P.1069 - P.1071
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血液腫瘍の一部は化学療法によって根治を目指すことができる.全身疾患であることからも治療の中心は化学療法となる.
しかし,根治を目指すか,緩和的治療を行うかなどの治療の目標は,診断,年齢,全身状態などを考慮して,総合的に判断しなければならない.
臨床的に完全寛解が得られても多数の腫瘍細胞が残存しているため,根治を目指す場合には一定期間の治療の継続が必要である.
血液腫瘍の一部は化学療法によって根治を目指すことができる.全身疾患であることからも治療の中心は化学療法となる.
しかし,根治を目指すか,緩和的治療を行うかなどの治療の目標は,診断,年齢,全身状態などを考慮して,総合的に判断しなければならない.
臨床的に完全寛解が得られても多数の腫瘍細胞が残存しているため,根治を目指す場合には一定期間の治療の継続が必要である.
参考文献
1) http://www.ncc.go.jp/jp/statistics/2005/fig01.pdf
2) Skipper HE, et al:Experimental evaluation of potential anticancer agents. Cancer chemother Rep 35:1-111, 1964
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