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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻7号

2006年07月発行

文献概要

今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか 治癒可能な血液腫瘍

Ph陰性急性リンパ性白血病

著者: 矢ケ崎史治1

所属機関: 1埼玉医科大学血液内科

ページ範囲:P.1125 - P.1129

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ポイント

思春期ALL(急性リンパ性白血病),Ph-ALL,Burkitt typeに対し個別の治療が行われる.

思春期ALLに対しては小児プロトコールの優位性が示唆されている.

Burkitt lymphoma/leukemiaに対してはメトトレキサート大量とシクロホスファミド分割投与による短期強力療法が有効である.リツキサンの併用が予後を改善する可能性がある.

予後不良ALLでは第一寛解期で移植治療が行われる.

参考文献

1) Larson RA:Acute lymphoblastic leukemia;Older patients and newer drugs. Hematology:131-136, 2005
2) 矢ケ崎史治,陣内逸朗:急性リンパ性白血病治療の到達点と課題.Modern Physician 24:1550-1556, 2004
3) Thomas DA, et al:Chemoimmunotherapy with Hyper-CVAD plus rituximab for the treatment of adult Burkitt and Burkitt-type lymphoma or acute lymphoblastic leukemia. cancer 106:1569-1580, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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