文献詳細
今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
治癒可能な血液腫瘍
文献概要
ポイント
慢性骨髄性白血病はt(9;22)によりBCR-ABL融合産物ができ白血球が増加する.
BCR-ABLのmRNAを定量することにより10-6レベルまで治療をモニターできる.
イマチニブはBCR-ABLのリン酸化を抑えることにより白血病細胞を減らす分子標的薬である.
慢性骨髄性白血病はt(9;22)によりBCR-ABL融合産物ができ白血球が増加する.
BCR-ABLのmRNAを定量することにより10-6レベルまで治療をモニターできる.
イマチニブはBCR-ABLのリン酸化を抑えることにより白血病細胞を減らす分子標的薬である.
参考文献
1) Nowell P, et al:A minute chromosome in chronic granulocytic leukemia. Science 132:1497, 1960
2) Michor F, et al:Dynamics of chronic myeloid leukemia. Nature 435:1267-1270, 2005
3) O’ Brien SG, et al:Imatinib compared with interferon and low-dose cytarabine for newly diagnosed chronic-phase chronic myeloid leukemia, N Engl J Med 348:994-1004, 2003
掲載誌情報