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文献概要
今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか 一般医が行う血液腫瘍患者へのプライマリケア
基本的検査の理解と習得―血液像,骨髄穿刺法とリンパ節生検
著者: 竹尾高明1
所属機関: 1市立四日市病院血液内科
ページ範囲:P.1176 - P.1178
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末梢血の血液像報告には,自動分析によるものと目視による再検を経たものがある.
血算報告書に添えられたコメントを平素から確認する癖をつける.
研修医,一般内科医にとっては後腸骨稜での骨髄穿刺が望ましい.また,作成標本の質にも留意することが必要である.
リンパ節生検については,事前に検体処理に関する明確な指示を出しておく.
末梢血の血液像報告には,自動分析によるものと目視による再検を経たものがある.
血算報告書に添えられたコメントを平素から確認する癖をつける.
研修医,一般内科医にとっては後腸骨稜での骨髄穿刺が望ましい.また,作成標本の質にも留意することが必要である.
リンパ節生検については,事前に検体処理に関する明確な指示を出しておく.
参考文献
1) Daniel HR, et al:Bone marrow aspiration and morphology, Ronald Hoffman(ed):Hematology, 3rd edition, pp2460-2468, Churchill Livingstone, Philadelphia, 2000
2) 鈴木洋通,原田契一:Spicule Smear Techniqueによる骨髄穿刺.臨床血液 20:623-627, 1979
3) 笹野公伸,森谷卓也,真鍋俊明:臨床医・初期研修医のための病理検査室利用ガイド,文光堂,2004
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