文献詳細
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研修おたく海を渡る 7
EBM(Evidence Based Medicine)
著者: 白井敬祐1
所属機関: 1
ページ範囲:P.1225 - P.1225
文献購入ページに移動 1990年代の後半から日本でもEBMという言葉が,少しずつ取り上げられるようになったのを覚えています.横須賀の米海軍病院に応募するときのPersonal Statementにも,EBMを身につけたいなどと書きました.
ところで米国の研修の現場ではEBMはどんな感じなのでしょうか.ある指導医から,「学生は教科書をしっかり読みなさい」「インターンはあれやこれや忙しいので,耳年増になれればいい.無理せずに指導医や上のレジデントから聞いたことを身につければ,それで十分だ」「レジデントは雑用から解放された時間をreviewを読んだり,さらに余裕があればオリジナルの文献にあたることに使いなさい.そして自分の進路を決めなさい」と言われたのが非常に印象に残っています.
ところで米国の研修の現場ではEBMはどんな感じなのでしょうか.ある指導医から,「学生は教科書をしっかり読みなさい」「インターンはあれやこれや忙しいので,耳年増になれればいい.無理せずに指導医や上のレジデントから聞いたことを身につければ,それで十分だ」「レジデントは雑用から解放された時間をreviewを読んだり,さらに余裕があればオリジナルの文献にあたることに使いなさい.そして自分の進路を決めなさい」と言われたのが非常に印象に残っています.
参考文献
The atrial fibrillation follow-up investigation of rhythm management (AFFIRM) investigators: A comparison of rate control and rhythm control in patients with atrial fibrillation. N Engl J Med 347:1825-1833,2002
掲載誌情報