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今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 食道疾患
食道胃静脈瘤治療の実際
著者: 村島直哉1 中山聡1
所属機関: 1三宿病院消化器科
ページ範囲:P.1267 - P.1269
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食道胃静脈瘤は,肝硬変症例における消化管出血の90%を占めるうえ,出血から8週間以内に30%が死亡する重大な疾患である.
内視鏡治療には,硬化療法と結紮療法とがある.
硬化剤には,血管内に注入するものと血管外に注入するものがある.結紮には連発式とニューモ・アクティベイト式がある.
スダレ様静脈を消失する方法としてアルゴンプラズマ凝固法を用いることもある.
目的と血管の太さに応じてこれらの方法を使い分ける必要がある.
食道胃静脈瘤は,肝硬変症例における消化管出血の90%を占めるうえ,出血から8週間以内に30%が死亡する重大な疾患である.
内視鏡治療には,硬化療法と結紮療法とがある.
硬化剤には,血管内に注入するものと血管外に注入するものがある.結紮には連発式とニューモ・アクティベイト式がある.
スダレ様静脈を消失する方法としてアルゴンプラズマ凝固法を用いることもある.
目的と血管の太さに応じてこれらの方法を使い分ける必要がある.
参考文献
1) Murashima N, et al:A device for simultaneous application of sclerotherapy and endoscopic ligation for management of esophageal varices. Dig Endosc 11:363-365, 1999
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