文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 食道疾患
食道の内視鏡下外科手術
著者: 東野正幸1 竹村雅至1
所属機関: 1大阪市立総合医療センター消化器外科
ページ範囲:P.1282 - P.1283
文献購入ページに移動ポイント
良性食道疾患に対する鏡視下手術は低侵襲手術として広く普及している.
食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術は,呼吸機能の温存などのメリットはあるが,施設により手技はさまざまで,リンパ節郭清の程度に関しての評価が今後の課題である.
良性食道疾患に対する鏡視下手術は低侵襲手術として広く普及している.
食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術は,呼吸機能の温存などのメリットはあるが,施設により手技はさまざまで,リンパ節郭清の程度に関しての評価が今後の課題である.
参考文献
1) 東野正幸・他:食道癌に対する内視鏡下手術―2.モニター法.日鏡外会誌 10:607-612, 2005
2) 東野正幸,谷村愼哉,福長洋介:胸部食道癌─胸腔鏡下食道切除,腹腔鏡下胃管作成術の成績.外科治療 83:405-410, 2000
3) 大杉治司・他:食道平滑筋腫に対する胸腔鏡下食道平滑筋腫核出術.手術 56:1727-1731, 2002
4) 佐々木章・他:食道憩室に対する内視鏡下手術.日鏡外会誌 4:307-312, 1999
掲載誌情報