文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 胃・十二指腸疾患
胃静脈瘤の内視鏡診断と治療
著者: 佐藤隆啓1
所属機関: 1札幌厚生病院消化器科
ページ範囲:P.1288 - P.1289
文献購入ページに移動ポイント
胃静脈瘤出血はヒストアクリル®注入により,ほぼすべての症例の止血が可能となった.
出血所見として活動性出血以外にフィブリン栓の診断が重要で,直ちに止血を試みなければならない.
待機・予防例では血行動態の把握が重要である.
胃静脈瘤出血はヒストアクリル®注入により,ほぼすべての症例の止血が可能となった.
出血所見として活動性出血以外にフィブリン栓の診断が重要で,直ちに止血を試みなければならない.
待機・予防例では血行動態の把握が重要である.
参考文献
1) Watanabe K, et al:Portal hemodynamics in patients with gastric varices;A study in 230 patients with esophageal and/or gastric varices using portal vein catheterization. Gastroenterology 95:434-440, 1988
2) Oho K, et al:Ethanolamine oleate versus butyl cyanoacrylate for bleeding gastric varices:A nonrandomized study. Endoscopy 27:349-354, 1995
掲載誌情報