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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻8号

2006年08月発行

文献概要

今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 胃・十二指腸疾患

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)

著者: 倉敏郎1 西堀恭樹1 西堀佳樹1

所属機関: 1町立長沼病院内科消化器科

ページ範囲:P.1298 - P.1301

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ポイント

PEGは栄養管理のツールとして第一選択となっている.一方,PEGに関する重篤な合併症の報告も増加しており,造設・管理に習熟する必要がある.

定期的カテーテル交換が必要であるが,瘻孔損傷を起こさぬよう慎重な配慮が必要である.

適切な栄養管理のもと,経口摂取への復帰が約4割にみられる.「食べるための胃瘻」が目指すゴールである.

参考文献

1) 鈴木 裕・他:第1回PEGコンセンサスミーティング「より安全なPEGを目指して」.在宅医療と内視鏡治療 7:68-70,2003
2) 嶋尾 仁:PEGの造設手技,嶋尾 仁(編):内視鏡的胃瘻造設術-手技から在宅管理まで,pp16-30,永井書店,2005
3) 高橋美香子・他:第2回PEGコンセンサスミーティング報告「Complicationについて」.在宅医療と内視鏡治療 8:60-62,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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