文献詳細
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
胃・十二指腸疾患
文献概要
ポイント
腹腔鏡下手術が頻用されている胃・十二指腸疾患は,早期胃癌,胃粘膜下腫瘍,十二指腸潰瘍穿孔である.
腹腔鏡下手術の特徴は,術後疼痛の軽減,低侵襲性,早期回復,早期社会復帰である.
早期胃癌に対する腹腔鏡補助下手術は,内視鏡治療の対象にならないリンパ節郭清を必要とする早期胃癌を対象に行われる.
胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡下手術は,5cm以下の病変を対象に行われる.
十二指腸潰瘍穿孔に対し腹腔鏡下穿孔閉鎖術が行われる.
腹腔鏡下手術が頻用されている胃・十二指腸疾患は,早期胃癌,胃粘膜下腫瘍,十二指腸潰瘍穿孔である.
腹腔鏡下手術の特徴は,術後疼痛の軽減,低侵襲性,早期回復,早期社会復帰である.
早期胃癌に対する腹腔鏡補助下手術は,内視鏡治療の対象にならないリンパ節郭清を必要とする早期胃癌を対象に行われる.
胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡下手術は,5cm以下の病変を対象に行われる.
十二指腸潰瘍穿孔に対し腹腔鏡下穿孔閉鎖術が行われる.
参考文献
1) 内視鏡外科手術に関するアンケート調査─第7回集計結果報告.日鏡外会誌 9:475-569, 2004
2) Kitano S, Iso Y, Moriyama M, Sugimachi K:Laparoscopy-assisted Billroth-I gastrectomy. Surg Laparosc Endosc 4:146-148, 1994
3) Kitano S, Shiraishi N:Minimally invasive surgery for gastric tumors, Bergamaschi R, Patel N(eds):Surgical Clinics of North America, pp151-164, 2005
掲載誌情報