文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 小腸・大腸疾患
カプセル内視鏡の適応と現況
著者: 渡辺憲治1 斯波将次1 樋口和秀1
所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科消化器器官制御内科学
ページ範囲:P.1306 - P.1309
文献購入ページに移動内視鏡困難だった小腸粘膜を詳細に観察できる有用な検査法で,ダブルバルーン内視鏡とともに,今後の機器の進歩,小腸疾患の病態解明への寄与が期待される.
小腸出血症例では,出血症状後,できるだけ早期に検査を施行することが重要である.
簡便で低侵襲なカプセル内視鏡だが,滞留の危険性に配慮した症例の選択が必要である.
参考文献
掲載誌情報