文献詳細
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
胆・膵疾患
文献概要
ポイント
ステントは,プラスティックステント(PS)とメタリックステント(MS)に大別される.MSはさらに,uncovered MSとcovered MSに分けられる.各ステントの特徴を踏まえ,目的に応じて選択する.
MSは長期開存が得られるが抜去不能(または困難)であり,切除不能悪性病変が最も良い適応である.
肝門部胆道狭窄に対するドレナージ法の事前検討にはMRCPが有用である.
ステントは,プラスティックステント(PS)とメタリックステント(MS)に大別される.MSはさらに,uncovered MSとcovered MSに分けられる.各ステントの特徴を踏まえ,目的に応じて選択する.
MSは長期開存が得られるが抜去不能(または困難)であり,切除不能悪性病変が最も良い適応である.
肝門部胆道狭窄に対するドレナージ法の事前検討にはMRCPが有用である.
参考文献
1) Kubota Y, et al:Covered wallstent for palliation of malignant common bile duct stricture;Prospective multicenter evaluation. Dig Endosc 17:218-223, 2005
2) Kubota Y:Endoscopic management of biliary strictures. Dig Endosc 16:S35-S38, 2004
3) 久保田佳嗣,高岡 亮,山本 伸:悪性胆道狭窄の内視鏡的ステント療法―メタリックステントとプラスチックステントの適応.消化器画像 4:579-585,2002
4) 久保田佳嗣,高岡 亮,山本 伸:良性胆道狭窄および総胆管結石に対する胆道stenting.消化器内視鏡 15:1221-1228,2003
掲載誌情報