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文献概要
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 胆・膵疾患
胆・膵疾患の腹腔鏡下手術
著者: 草薙洋1 加納宣康1
所属機関: 1亀田総合病院外科
ページ範囲:P.1340 - P.1342
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さまざまな器機,技術の導入により腹腔鏡下手術は急速に進歩し普及してきた.胆囊摘出術は腹腔鏡下手術が標準術式となり,胆管結石や一部の膵疾患にも腹腔鏡下手術が施行されている.
腹腔鏡下手術には低侵襲という長所もあるが開腹手術と異なる技術が不可欠であり,特有の危険性もあるという認識が必要である.
さまざまな器機,技術の導入により腹腔鏡下手術は急速に進歩し普及してきた.胆囊摘出術は腹腔鏡下手術が標準術式となり,胆管結石や一部の膵疾患にも腹腔鏡下手術が施行されている.
腹腔鏡下手術には低侵襲という長所もあるが開腹手術と異なる技術が不可欠であり,特有の危険性もあるという認識が必要である.
参考文献
1) Cuschieri A, et al:EAES ductal stone study;Preliminary findings of multi-center prospective randomized trial comparing two-stage vs single-stage management. Surg Endosc 10:1130-1135, 1996
2) 日本内視鏡外科学会:内視鏡外科手術に関するアンケート調査;第7回集計結果報告.日鏡外会誌 9:475-569, 2004
3) 加納宣康:胆囊摘出術,加納宣康(編):腹腔鏡下手術テクニックマニュアル,pp121-140,南江堂,2001
4) 草薙 洋・他:膵疾患に対する腹腔鏡下手術.手術 55:1639-1644, 2001
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